スイス・インドア2016 ドロー・トーナメント表

10月24日から錦織選手の出場するスイス・インドア2016がバーゼルで開幕します。
楽天ジャパンオープンの臀部負傷以来、上海をスキップしての復帰戦。
とりあえず次のパリ・マスターズへの調整段階の大会でもあり
来月のツアーファイナルの出場も確定しているだけに無理はしないで欲しいものです。
また同じ24日からウィーンではエルステバンク・オープンが開幕します。
昨年からATP500シリーズに格上げになった大会ですが
トップ10ではマレー、ベルディヒ、ティエムがそちらにまわる予定で
それ以外のワウリンカ、ラオニッチ、ナダルはバーゼルに出場予定です。
ちなみにジョコビッチとモンフィスはどちらにも出場せずにパリに直行です。


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錦織、惜しくも準優勝!
29

( 10月31日追記 )
錦織 圭(3) vs マリン・チリッチ(4)
0-2 (1-6)(6-7) マリン・チリッチ(4)

残念ながら錦織選手、準優勝です。
それにしても今日のチリッチはデキが良すぎです。
第1セットはただでさえ脅威のチリッチのサービスが今日は好調な上に
ストローク戦でも錦織を圧倒するショットでウィナーを連発、
ほぼ完璧な状態で錦織につけ入るスキを与えません。
なんと錦織が2ブレークダウンなんて・・・思いもしない結果でなんと1-6!
信じられない第1セットです。

錦織選手も決して今日は悪くはなかったように思いますが、
第1セットは1stサーブもチリッチを上回る61%、
チリッチは55%でしたがポイント獲得率がやはりビッグサーバーらしく91%。
さらに錦織の2ndサーブのポイント獲得率がわずかに29%。
錦織が1stサーブを入れないとほぼチリッチにポイントを取られている状態です。
もちろんストローク戦でのチリッチも素晴らしかったと思いますが、
今日はこのサービスのポイント獲得率の差に尽きるような試合展開で・・・、
常にチリッチが優位にゲームを進めていきました。

第2セットはさすがに錦織の目の色が変ったというか、
気合が入ったのがはっきりと分かる内容でしたが、
サービスのアドバンテージはやはり第2セットでもチリッチの方で
錦織の第2セットの1stサーブ確率は62%、ポイント獲得率は76%とやや改善したものの
2ndサーブのポイント獲得率はやはり40%にとどまっています。

ただ錦織選手の第2セットの粘り強さは素晴らしかったです。
3-3で迎えた錦織の第7ゲームは0-30のピンチからサービスポイント2本と
チリッチのボレーに強烈なパッシングショット、
そして最後はコート外からのフォアのダウン・ザ・ラインと錦織らしい攻めでキープ。
これで流れが変わるかと思ったのですが・・・。

そして4-4で迎えた第9ゲームでも15-40からここでブレークされたら
次がチリッチのSFMという大事な場面も苦しみながらも何とかキープ。
ただ次の第10ゲームではチリッチのダブルフォルトから15-40で
錦織のデュースを挟んで3回のセットポイントのチャンスがあったものの
取りきれなかったのが一つの敗因かと・・・。

その後、試合はタイブレークへ。
互いにミニブレークが続く競り合う展開も・・・
3-4からネットダッシュしてきたチリッチにボレーを決められて1ミニブレークダウン、
そのままチリッチにマッチポイントを握られ
最後はなんとあっけない錦織のダブルフォルトでの悔しい敗退でした。
錦織にとっては今日のわずか2本のDFのうちの1本がこれになるとは・・・。

今日はチリッチの爆発力に試合を持っていかれた感じで
錦織のペースを仲々取り戻すことができなかったのが残念です。
ただバーゼルではデルポトロに勝利という結果もしっかり残しただけに
それは良かったのではないでしょうか。
またチリッチはこの優勝でツアーファイナル出場権争いにも
ベルディヒ、ゴフィンを抜いてかなり優位に立ったのではないでしょうか。

もう明日からはパリで最後のマスターズが待っています。
このリベンジはぜひとも来週のパリでぜひ見せてもらいましょう。


錦織・チリッチ戦 第1セットスタッツ

錦織・チリッチ戦 マッチスタッツ

錦織、チリッチに破れ準V/スイス室内 決勝詳細
日刊スポーツ

マッチスタッツ→ goo.gl/3qauQ8

スイス・インドア7日目 決勝ハイライト

内田暁さんのコラム
錦織圭、またもやチリッチに敗戦も…“現在の最大目標”に向け得た大きなもの


( 10月30日追記 )
錦織 圭(3) vs ジレ・ミュラー
2-1 (4-6)(7-6)(6-3) 錦織 圭(3)

G・ミュラーでこんなに苦戦するとは思いもしなかったです。
第1セット・第3ゲームを錦織がブレークした時はこれは楽勝かと思っていましたが・・・、
後半の第8ゲームを錦織がブレークバックされてから
ミュラーのプレーが格段に良くなっていきました。
結果的に4-5で迎えた錦織の第10ゲームをデュースに持ち込まれると
最後はラリーで錦織のショットがアウトで再びミュラーがブレーク。
第1セットを4-6で落としてしまいます。
ミュラーのサービスはすばらしく1stサーブの確率は69%、ポイント獲得率は85%。
エースも6本、要所々々でネットプレーも冴えてウィナーの数は13。

第2セットはミュラーのサービスがさらに良くなって
8本のエースを打ち込みピンチになったところをサービスポイントで凌いでいきます。
一方、錦織の1stサーブ確率も80%にアップ、
ポイント獲得率も76%に上昇、両者互いに譲らずキープが続きますが
錦織の第10ゲームはデュースからミュラーが2度のマッチポイントを握るも・・・
錦織が好調な1stサーブでエースとサービスポイントをものにして凌ぎ切り
ゲームはタイブレークに。
タイブレークではミュラーのミスもあって2本のミニブレークで錦織が先行、
7-3で制して第2セットを7-6で取り返しました。

第3セットは相変わらずサーブが好調なミュラー、
1stサーブ確率は63%、ポイント獲得率はなんと92%。
それに対して錦織の1stサーブ確率は48%にダウンしてしまいます。
ミュラーは自身の第2・第4・第8ゲームでエースを6本と山積み、
錦織に与えたポイントはわずかに1ポイントでしたが唯一、第6ゲームに痛恨のDFを連発、
30-40と錦織にブレークポイントを握られると最後はミュラーがネットに出てきたところを
錦織が強烈なパッシングウィナー。
錦織の「カモン!」の叫びとともについにブレークに成功します。
そして錦織がそのままSFMの第9ゲームを難なくキープ、
第3セットを6-3で取ってミュラーとの接戦に勝利しました。

これで決勝はおそらくチリッチとの対戦でしょう。
チリッチとの過去の対戦成績は錦織の7勝4敗、
直近では今年のウィンブルドン4回戦での錦織の棄権がありましたが・・・
あの全米オープン決勝以来は2015年にシティオープンと楽天ジャパンオープンで連勝、
今年はシンシナティでマレーを破ってマスターズ初優勝と着実に強くなっている印象だけに
ここで錦織にはチリッチを破って自らの強さを十分見せて
今シーズン2つ目のツアータイトルも奪取して
パリに気分よく乗り込んでもらいたいものです。


錦織・ミュラー戦 第1セットスタッツ

錦織・ミュラー戦 第2セットスタッツ

錦織・ミュラー戦 マッチスタッツ

錦織が5年ぶりの決勝進出/スイス室内 準決勝詳細
日刊スポーツ

スイス・インドア6日目 準決勝ハイライト


( 10月29日追記 )
錦織 圭(3) vs フアンマルティン・デルポトロ
2-0 (7-5)(6-4) 錦織 圭(3)

ついにデルポトロに初勝利です。
第1セットはさすがにデルポトロという緊迫したゲームで両者キープが続いていきます。
錦織はデルポトロの毎ゲーム繰り出されるサービスエースに戸惑いもあったようですが、
第7ゲームはデルポトロのDFでブレークポイントを握ると
6度のデュースを挟んで7回のブレークチャンス。
しかしそれをデルポトロもしぶとく凌ぎ切ってキープします。
それでも第11ゲームを錦織がまたもデルポトロの2度のDFでブレークチャンス、
ついに錦織が先にブレークに成功します。
そしてSFSの第12ゲームをラブゲームでキープ、
最後はサービスエースで難なく決めて第1セットを7-5で決着をつけました。

今日の錦織選手は1stサーブがいつも以上に良かったようで
第1セットの確率は61%、1st Serve Points Wonはなんと91%です。
一方デルポトロは本来ならもっと確率を上げなければいけない試合だったでしょうが
1stサーブ確率は55%に留まっています。
しかしそれでもサービスエースは7本あって最速210キロの強烈なサーブはやはり驚異でした。

第2セットは第3ゲームに錦織が早くもブレークに成功。
相変わらずサービスは好調で何度かブレークポイントを握られるピンチも
今日はサービスで凌いだ場面が多かったようです。
また積極的にネットに出る場面も多く見られ錦織らしいボレーショットも功を奏していました。
デルポトロはサービスが決まらないと優位な展開に持ち込めない場面が多々見られ、
錦織の安定したプレーが主導権を握っていきます。

そして迎えた錦織のSFMの第10ゲーム、
見事なネットボレーやサービスポイントで優位に立つと
最後は今日の試合を象徴するようなサービスエースで難なくキープ。
第2セットを6-4、2-0のストレートでデルポトロを破っています。

これで次の準決勝の相手はジレ・ミュラーです。
ミュラーとの過去の対戦成績は2勝0敗、
2011年 ウィンストン・セーラム(R64) 1-6・6-4・7-6 錦織
2009年 サンノゼ(R32) 7-5・6-2 錦織
かなり以前の対戦で参考にならないかもしれませんが
今日のデルポトロ戦のようなプレーならまず負ける相手ではありません。
ワウリンカの敗退で上位シードはチリッチのみです。
優勝を期待して応援しましょう。


錦織・デルポトロ戦 第1セットスタッツ

錦織・デルポトロ戦 マッチスタッツ

錦織4強、天敵デルポトロ下す/スイス室内詳細
日刊スポーツ

スイス・インドア5日目 Fridayハイライト


スタン・ワウリンカ(1) vs ミーシャ・ズベレフ
1-2 (2-6)(7-5)(1-6) ミーシャ・ズベレフ

ワウリンカはやはりこの大会と相性が本当に悪いみたいです。
他のシード選手の波乱と同じようにアンフォーストエラーが断然多くなっています。
これで錦織選手の優勝のチャンスも広がってきました♪
ちょっと気が早いのですが・・・決勝はチリッチでしょうか。


ワウリンカ・ズベレフ戦 マッチスタッツ


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( 10月28日追記 )
ダビド・ゴフィン(5) vs フアンマルティン・デルポトロ
0-2 (5-7)(3-6) フアンマルティン・デルポトロ

デルポトロがストレートでゴフィンに勝って
予想通り、錦織選手の次の相手はデルポトロになりました。
今年ゴフィンの活躍が目立っているように感じますが・・・
錦織に比べたらずいぶんドロー運に恵まれていたような気がします。
実力では断然、デルポトロや錦織の方が上位でしょう。

スイス・インドア4日目 Thursdayハイライト


( 10月27日追記 )
錦織 圭(3) vs パオロ・ロレンツィ
2-0 (7-6)(6-2) 錦織 圭(3)

錦織選手の2回戦、P・ロレンツィとの対戦は
やはりまだ本調子には今一步という錦織に対して気力溢れる粘り強いプレーのロレンツィ。
錦織のミスショットが目立つ中、第2・第4・第8ゲームで
それぞれ計6度のブレークチャンスがあったものの一度もものにできない苦しい展開で
第1セットはタイブレークにもつれ込みます。
しかしタイブレークではさすがに錦織が格上の強さを発揮する一方で
力みからかロレンツィのミスショットもあって7-3でしっかり取って
錦織が7-6で第1セットを先取します。

錦織選手の第1セット
1stサーブ確率・65%、1st Serve Points Won・88%、
2nd Serve Points Won・69%、アンフォーストエラー・19。
サービスはそれほど悪くなかった割にやはりアンフォーストエラーが多いです。

第2セットはギアを上げてようやく錦織らしいプレーが戻ってきました。
第3ゲーム、第7ゲームをブレークに成功すると主導権を握り
6-2であっさりと第2セットを取り切りました。
錦織選手の第2セット
1stサーブ確率・52%、1st Serve Points Won・73%、
2nd Serve Points Won・80%、アンフォーストエラー・5。

スタッツ→ goo.gl/1XEGIU

錦織選手のランキングは規定18試合(ツアーファイナルを含めて19試合)の
最低ポイントが45ポイントだったので、
ロレンツィに勝って90ポイントを獲得したところで45ポイントが加算され
これでラオニッチを抜いて4位が確定したことになりました。

錦織ストレート勝ちで8強/スイス室内2回戦詳細
日刊スポーツ

スイス・インドア3日目 Wednesdayハイライト

錦織選手の準々決勝の相手はゴフィンかデルポトロになります。
この両者は今月の上海マスターズの1回戦で対戦しているだけですが
ゴフィンが4-6・6-3・7-5で逆転勝利しています。

上海マスターズ1回戦 J・デルポトロ vs D・ゴフィン ハイライト

山口奈緒美さんのコラム
世界の“ポスト錦織世代”が大阪に!
錦織圭がジュニア選手に与える好影響。


( 10月26日追記 )
ミロシュ・ラオニッチ(2) vs リシャード・ベランキス
1-2 (6-3)(3-6)(3-6) リシャード・ベランキス

ウィーンのベルディヒに続いてバーゼルでも第2シードのラオニッチが敗退です。
それにしてもアンフォーストエラーがベランキスの倍もあります。
ベルディヒもアンフォーストエラーが50もあったし・・・、どうしたんでしょうか。
やはりシーズン終盤は波乱が多いということでしょうか。


ラオニッチ・ベランキス戦 マッチスタッツ

スイス・インドア2日目 1回戦Tuesdayハイライト


( 10月25日追記 )
錦織 圭(3) vs ドゥシャン・ラヨビッチ
2-0 (7-5)(6-1) 錦織 圭(3)

錦織選手の1回戦、D・ラヨビッチとの試合は2-0のストレート勝利です。
たださすがに復帰戦とあってベストの状態とは言えない感じです。
第1セットは互いにキープが続く静かなすべり出しで
錦織も良くなかったもののラヨビッチもまたミスの多い展開。
それでも6-5で迎えたラヨビッチの第12ゲームを
デュースに持ち込むとワンチャンスをものにして錦織がブレーク。
第1セットを7-5で先取しました。
悪いなりにもチャンスをしっかり奪取するところはさすがに格上です。

第2セットは第2ゲームをラヨビッチのミスで錦織がいきなりブレークすると
第4ゲームもラヨビッチのDFもあって連続ブレーク。
そのまま錦織がキープを続けると
5-1で迎えた錦織のSFMの第7ゲームも難なくキープして6-1で第2セットも奪取。
第2セットはやや錦織らしいショットも見られたもののまだ本調子にはほど遠い感じで
一方的に見える6-1も相手のミスに助けられた試合内容でした。
もっとも臀部の痛みは今日はなかったのか・・・
初戦はこんな感じでいいのでは、と思います。
徐々に調子を上げていって欲しいです。


錦織・ラヨビッチ戦 第1セットスタッツ

錦織・ラヨビッチ戦 第2セットスタッツ

錦織・ラヨビッチ戦 マッチスタッツ

錦織、77分で快勝!でん部故障も問題なし「いい練習が出来た」


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10月24日~10月30日
スイス・インドア2016
開催地:バーゼル(スイス)
サーフェス:ハードコート(室内)
ドロー数:32
ツアーカテゴリー:ATP500シリーズ
賞金総額:2,151,985ユーロ
大会公式サイト:http://www.swissindoorsbasel.ch/en-us/

大会日程:10月24日(月)~10月30日(日)

錦織選手の復帰戦として注目されている今大会ですが、
昨年も楽天ジャパンオープンから不安を感じていたという右肩の故障で
このスイス・インドアは欠場を余儀なくされています。

またこの時期に毎年話題になるツアーファイナルの出場権争いも加熱・・・、
昨年も錦織選手が欠場ながらポイントを争っていたR・ガスケの試合が
日本中の錦織ファンの注目の的でしたが大会途中SFでガスケがナダルに敗退、
錦織選手のファイナル出場が確定していました。
もっともツアーファイナルの出場は今年のGS・MS・ATP500・ATP250など
その年の獲得ポイントの多い順の規定18大会の合計ポイントで定められますので
算定の基準として採用されている18番目の大会の最低点以上でなければ
加算ポイントは0なのです。

ちなみに錦織選手の場合はこの最低ポイントが昨年はハレと東京の180ポイントだったので
この大会ではそれ以上をクリアしなければポイントは加算されず・・・、
つまりATP500なら180ポイントは準決勝ラインですから
決勝まで残らなければポイントが0ということになるのです。
はっきり言って昨年の錦織選手の欠場はこれを見据えての冷静な判断だったと言えます。

しかし今年はすでに錦織選手の出場は5位で確定しているので心配はないのですが、
ただ残り3枠を目指して熾烈な出場権争いには注目です。
現在のレースランキングは次のようになっています。

1:ノバク・ジョコビッチ 10600
2:アンディ・マレー 9685
3:スタン・ワウリンカ 5060
4:ミロシュ・ラオニッチ 4690
5:錦織 圭 4360
6:ガエル・モンフィス 3625
7:ラファエル・ナダル 3300
8:ドミニク・ティエム 3205
9:トマシュ・ベルディヒ 2880
10:ダビド・ゴフィン 2645
11:マリン・チリッチ 2590
※10月17日付レースランキング

正確には各選手の今年18大会を算定する必要があるのですが、
おそらくベルディヒは2010年から昨年まで6年連続で出場していた
ツアーファイナルの出場権を今年はついに落とす可能性が高くなっています。
また現在8位の今年大活躍のD・ティエムにとってはウィーンはいわば地元ですから
ここで好成績をおさめてツアーファイナル初出場を決めたいところでしょう。
ベルディヒとの直接対決が実現するようなら面白い熱戦が観られそうです。

( 10月22日追記 )
ナダルがツアーファイナル欠場と発表されたので
ベルディヒに出場の可能性が出てきました。
こうなるとチリッチまでチャンスがあるかもしれません。

錦織選手 過去のスイス・インドア成績

錦織選手はスイス・インドアに2011年と2013年に2回出場しています。

・2011年 ランキング32位で出場
R32:トマシュ・ベルディヒ(チェコ・7) 3-6・6-3・6-2
R16:アンドレアス・セッピ(イタリア・50) 6-3・7-6
QF:ミハイル・ククシュキン(カザフスタン・113) 6-4・5-7・6-4
SF:ノバク・ジョコビッチ(セルビア・1) 2-6・7-6・6-0
F:ロジャー・フェデラー(スイス・4) 1-6・3-6
1回戦で当時7位のベルディヒに勝利した錦織はその勢いでSFでジョコビッチに勝利。
ジョコビッチは2011は全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープンと
GSを制してランキング1位の王者に上り詰めていましたが、圧巻は1-1で迎えた第3セット。
なんとジョコビッチに1ゲームも与えず6-0で第3セットを奪って2-1の勝利。
今ではとても考えられない勝ち方です♪
もっともジョコビッチは第2セット途中から腕に違和感を覚えていたということでしたが、
この勝利で錦織選手は2011年にジョコビッチに勝った3人目の選手として注目され
Fでフェデラーに敗れたもののランキングを24位まで押し上げています。

スイス・インドア2011 錦織圭 vs N・ジョコビッチ 

・2013年 ランキング18位で出場
R32:マルコ・キウディネッリ(スイス・175) 6-2・6-4
R16:イワン・ドディグ(クロアチア・29) 1-6・2-6
2013年はトップ10を目前にした錦織選手の期待と不安が交錯していた年でもあります。
この2ヶ月後にマイケル・チャンが新たにコーチとして加入することになります。

スイス・インドア2016 出場選手

今大会の上位シードは次のようになります。
1 スタン・ワウリンカ(3)
2 ミロシュ・ラオニッチ(4)
3 錦織 圭(5)
4 マリン・チリッチ(11)
5 ダビド・ゴフィン(12)
6 グリゴール・ディミトロフ(18)
7 リシャール・ガスケ(19)
8 ジャック・ソック(23)
※ナダルは欠場でソックが第8シードに入ります。

その他、エントリーされている選手は次のようになります。
マルコス・バグダティス(35)
パブロ・カレーノブスタ(36)
ジレ・ミュラー(37)
パオロ・ロレンツィ(38)
マルセル・グラノリェルス(39)
ニコラ・マユ(40)
ブノア・ペール(42)
フェルナンド・ベルダスコ(44)
アンドレイ・クズネツォフ(45)
フェデリコ・デルボニス(47)
ミハイル・ユージニー(49)
フロリアン・マイヤー(55)
グイド・ペジャ(56)
フアン マルティン・デルポトロ(63・W)
イリヤ・マルチェンコ(65)
テイラー・フリッツ(70)
ドゥシャン・ラヨビッチ(78)
(ランキングは10月17日更新)
※デルポトロはワイルドカードでの出場になります。

スイス・インドア2016
ドロー・トーナメント表

スイス・インドア2016のドロー・トーナメント表が発表されました。
大会ドロー表は随時更新していきます。
黄色枠が第1~第4シードの選手、青枠が第5~第8シードの選手です。
※Q:予選通過者 W:ワイルドカード(主催者推薦)

10月30日(日)スイス・インドア7日目 決勝試合予定 
錦織 圭(3) vs マリン・チリッチ(4) 22:30~


スイス・インドア2016 ドロー・トーナメント表
スイス・インドア2016 ドロー・トーナメント表


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錦織選手は第3シードです。
錦織選手は一応ランキング通りに対戦が進むと仮定すると、
次のような対戦になります。

1回戦   VS ドゥシャン・ラヨビッチ(78)

2回戦   VS パオロ・ロレンツィ(38) or ニコラ・マユ(40)

準々決勝   VS ダビド・ゴフィン(12) or J マルティン・デルポトロ(63)

準決勝  VS ミロシュ・ラオニッチ(4) or グリゴール・ディミトロフ(18)

決  勝  VS スタン・ワウリンカ(3) or マリン・チリッチ(11)

錦織選手の1回戦はドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア・78)です。
自己最高ランキングは57位という選手でシングルスではまだツアー優勝はありません。
錦織選手とは2014年の全豪オープン2回戦で一度だけ対戦していて
錦織がストレートで勝利しています。
まず初戦は問題なく通過でしょう。

2回戦はP・ロレンツィかN・マユとの対戦になります。
一応ランキングはわずかにP・ロレンツィですが、N・マユの可能性も十分あります。
ロレンツィは34歳ながら今年7月のキッツビュール(ATP250・クレー)でようやくツアー初優勝、
イタリアのいわゆるクレーのスペシャリストの選手です。
現在の主戦場はATP250の大会でそれ以上のATP500・マスターズ・GSでは
今年は全米オープンの3回戦進出があるだけでそれ以外はすべて2回戦進出までで
ハードコートでは明らかに錦織選手にアドバンテージがあります。
錦織選手とは2013年のBNLイタリア国際(ローマ)の1回戦で1度だけ対戦していて
錦織がストレートで勝っています。

またN・マユが来ることになれば、むしろこちらの方が厄介です。
マユは今年のウィンブルドンでピエールユーグ・エルベールと組んで優勝していて
ダブルスランキングでは現在世界1位。
しかしもともとグラスコートが得意の選手で
シングルスでは過去のツアー4勝と2回の準優勝はすべて芝でのもの。
ハードコートやクレーでの勝率がもう少し上がればもっと上位にいていい選手です。
マユと錦織選手は今年の全米オープン3回戦での初対戦が記憶に新しいところですが、
マユの強烈なサーブやワウリンカばりの見事な片手バックハンドと
いかにもダブルスの王者らしいネットプレーに戸惑って第1セットを落としています。
ただストローク戦では明らかに錦織が上位でその後は主導権を取り戻しての逆転勝利だったものの
やはり一発の怖さがあって侮れない相手です。

そして準々決勝はおそらくデルポトロとの対戦でしょう。
現在開催されているストックホルムでもSFでディミトロフを破って決勝進出。
上海マスターズでは1回戦でゴフィンとはすでに対戦していて敗れていますが、
さすがにリオ五輪、全米オープンと戦ってきた疲れが出たような試合だったので
再びストックホルムで調子を取り戻しているだけにゴフィンよりはるかに厳しい相手になります。

ちなみに錦織選手はゴフィンとは3勝0敗、
2015年に3回対戦していて1セット落としているだけです。
その後ゴフィンもランキングを上げて来て今年は好調のようですが
いつも言うようにゴフィンと錦織選手とはまだはっきり力差があるような気がしています。
ここはおそらくデルポトロが勝ち進んでくると思われ、まずはここが今大会の鬼門です。
ちなみに錦織選手はデルポトロに一度も勝ってなく4戦4敗。
もっともその4敗は2008年から2012年までのものなので一概に現在と比較になりませんが、
ここは今の錦織らしいテニスで初勝利を上げて欲しいものです。

デルポトロを敗れば準決勝はラオニッチでしょう。
今シーズンは絶好調で覚醒した感のあるラオニッチでしたが、
過去の錦織選手との対戦成績は錦織の5勝2敗。
最近では昨年のブリスベン・SFで敗れていますがこの大会は1月の全豪に向けての調整の大会なので
あまり参考にはなりません。
それ以外では2014年のウィンブルドン・R16での敗退。
しかしこの時も右足親指の手術を受ける前の違和感を感じていたという頃で・・・、
今年のラオニッチは怖い印象もありますがまずは好勝負でしょう。

そしてファイナルは一応ワウリンカ戦ということになりますが・・・
ただワウリンカの場合は自国開催ながらこの大会とはめっぽう相性が悪く、
2012年に1回戦で敗退してから毎年初戦で敗退を繰り返していて
2015年まで一度も勝てずになんと4連敗。
ワウリンカにしてみればフェデラーの居ない今年こそは優勝のチャンスとも思われますが、
再び早期敗退も十分考えられ、そうなればナダルも欠場している今回、
錦織選手に優勝のチャンスも十分あるかと思われます。

すでにこの大会に向けて錦織選手のコメントが出ています。

「なるべく上で終われるようにしたい。
グランドスラムや大きな大会で上に行くには(世界ランク)4位以内にいないと。
そこも視野に入れて頑張りたい」
引用:http://www.sanspo.com/sports/news/20161022/ten16102221250002-n1.html

臀部の怪我についても・・・

「もう100パーセント、治っていると思う。あんまり長引かず、
1週間ちょっとで練習も再開できた。今のところ、フィジカル面の問題はない」
引用:http://www.sanspo.com/sports/news/20161022/ten16102221250002-n1.html

やはり来年の全豪オープンの第4シードを意識していると思われるコメントで・・・、
昨年はこのバーゼルは欠場だっただけに失効ポイントもなく
ランキングポイントを上積みするチャンスでもあります。
この後のパリ・マスターズ、ツアーファイナルに向けて良い準備をして欲しいものです。


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●スイス・インドア 過去10年の優勝・準優勝選手
スイス・インドア 過去10年の優勝・準優勝選手

昨年の優勝はフェデラーでしたが今年は残念ながら不在。
実はフェデラーはこの大会で2006年以降昨年まで10回の大会でなんと7回の優勝、
残り3回も準優勝と決勝に進まなかった年は無く、まさに独壇場です。
その3回のフェデラーの優勝を阻んだのが2009年のジョコビッチと
2012年・2013年に連覇しているデルポトロです。
今年はそのフェデラーが欠場でデルポトロの活躍が見込まれるところですが、
ここでちょっと気になるのはスイス出身のワウリンカの名前が見当たらないことです。

実はワウリンカは地元ながらこの大会となぜか相性が良くないみたいで
直近では2012年から昨年の2015年まですべて1回戦敗退の4連敗中。
過去10年に遡ってもベスト8以上に勝ち進んだのはわずかに3回だけという成績です。
今年第1シードで臨むワウリンカですがそれを考えると
復帰戦とはいえ、第3シードの錦織選手にも十分チャンスがあると言えるでしょう。

スイス・インドア2015決勝 R・フェデラー vs R・ナダル


スイス・インドア2016
放送予定・試合日程は?

スイス・インドア2016 日程:10月3日(月)~10月9日(日)

日本とバーゼルの時差は-7時間で、
日本の方が7時間進んでいることになりますから
正午からの試合の場合は日本時間で19:00からになります。

スイス・インドア2016試合日程
1回戦 10月24日(月)・25日(火)
2回戦 10月26日(水)・27日(木)
準々決勝 10月28日(金)
準決勝 10月29日(土)
決 勝 10月30日(日)

スイス・インドア2016はATP500シリーズなので
BS朝日とGAORAが放送を予定しています。
NHK・WOWOWの放送予定はありません。

スイス・インドア2016・GAORA放送予定時間(日本時間)
スイス・インドア 1回戦 
10月24日(月) 25:30~6:30(ライブ)
10月25日(火) 22:00~6:30(ライブ)

スイス・インドア 1・2回戦 
10月26日(水) 22:00~6:30(ライブ)

スイス・インドア 2回戦 
10月27日(木) 22:00~6:30(ライブ)

スイス・インドア 準々決勝 
10月28日(金) 22:00~6:30(ライブ)

スイス・インドア 準決勝 
10月29日(土) 21:28~26:00 27:00~6:00(ライブ)

スイス・インドア 決 勝 
10月30日(日) 22:20~25:30(ライブ)
http://www.gaora.co.jp/tennis/2024891

スイス・インドア2016・BS朝日放送予定
BS朝日でも放送予定ですが時間は未だ発表されていません。
http://www.bs-asahi.co.jp/ATP-500/

GAORA・BS朝日で観られない試合はインターネット中継を利用してPCで観戦しましょう。

スイス・インドア2016を
インターネット中継でPCで観戦する方法

GAORA・BS朝日で観ることのできない試合は
インターネット中継でPCで観戦しましょう。
下記の海外ストリーミングサイトで無料で観戦できます。

試合当日に試合名のリンクをクリックしましょう。
ただし、試合直前までリンクは表示されません。

「fromHOT.com」http://www.sportcategory.com/c-4.html

クリックすると視聴画面に20~30秒程度の広告が表示されます。
広告上部に秒数カウントが表示されますので、
それが0になって終了したら小さな × 印が表示されます。
その × 印をクリックして広告を消去すれば視聴できます。

何かソフトをインストールすることを薦めるような広告が表示されても
念のためダウンロードやインストールはしないようにしましょう。
またGoogle Chromeを使われている場合、
赤い警告画面が出ることがありますが、
何もインストールやダウンロードをしなければ問題ありません。
「詳細」から「このサイトにアクセスする」をクリックしてください。

次のサイトでも観戦することができます。

「HAHASPORT.COM」http://www.hahasport.com/c-4.html

観戦方法は上記サイトと全く同じで、広告を消去してから観戦してください。

テニス以外でも世界中のスポーツ大会が観戦できる
とても便利なサイトです。
上手に使ってライブ中継を楽しみましょう。

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